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2018年1月30日 (火)

2018年1月例会、講演会「天保能勢騒動-首謀者山田大助の狙いを探る」

2018年1月例会・講演会は、27日(土)午後1時30分から、成正寺で行われました。

講師は、土岐稔先生
先生は、小説「山田大助-天保能勢騒動」の著者。小学校の校長を務められながら、郷土史の研究をされ、その成果から、小説を書かれました。

今回の演題は「天保能勢騒動-首謀者山田大助の狙いを探る」
この事件については、『大塩研究』75号・76号で、すでにご執筆いただいていますが、先生のお話を直接お聞きしたいと、お願いしました。

講演の冒頭、先生は講演の狙いを次のように述べられました。
「1837年(天保8)2月19日に大塩平八郎が挙兵し、人々を驚かせた。その5か月後、大坂北の能勢で大規模な騒動が起こった。大塩平八郎が生存しており、能勢で再び挙兵したという噂が広まった。
 しかし、首謀者は大坂斉藤町に住む山田大助と仲間だと分かり、人々はさらに驚いた。
大助はわざわざ能勢まで出かけ、何故騒動を起こしたのか、何の狙いがあったのか、いまだに疑問が残ったままである。挙兵事件を起こした大塩平八郎と能勢騒動を起こした山田大助の真の目的は何だったのか。二人の奥底にある思いは重なるのかどうか、史料を追及・検討するのは当然であるが、史料を超えて、大塩と大助の狙いを探っていきたい」。

講演の内容は75号・76号をご覧いただくとして、ここではこれ以上述べません。
著者から直接お話を聞き、質疑応答が出来たことは大いに意義がありました。
この事件には様々な説が唱えられていますが、いずれも確証がなく、実に不思議な事件であるとの印象が残りました。

講演後、箕面の藤井隆さんから、ご自宅に残る大塩平八郎の漢詩掛け軸の披露がありました。4月の大阪府立中之島図書館におけるイベントで展示させていただく予定です。

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(文責 井上宏

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