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2018年6月 5日 (火)

5月例会 フィールドワーク「大塩平八郎ゆかりの吹田を歩く」記録

5月27日(日)、風もあり薄ぐもりの絶好のウォーク日和に恵まれ、15名が参加して行われた。

 今回はテーマを「大塩平八郎ゆかりの吹田を歩く」と名付け、大塩平八郎と関わりのある、宮脇志摩・橋本清太夫ゆかりの旧吹田村を地元の内田が案内した。

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(写真 左:泉殿宮参道の燈籠、右上:泉殿宮本殿、右下:泉殿宮での民話の朗読)


 江戸時代後期に建てられた石燈籠から先が泉殿宮の参道。昨年大改修した本殿を拝した後、整備された境内で宮脇一彦宮司より宮脇志摩、本殿改修等の話を聞く。

この後、大塩の乱と泉殿宮の関係を伝える民話『泉殿の神主さん』を土井委員がさわやかに朗読してくれた。

Dsc_0098b 宮脇家の墓所は玉林寺の北、浄光寺の境外墓地にあり、時代を憚ってか、墓石には『宮掖有孚、室理加合墓』と記されている。しかし隣にある明治時代に建てられた『志津摩の墓』には宮脇志摩、室理加三男と書かれていた。

ついで、行基創建と伝えられる常光円満寺、重要文化財に指定されている旧西尾家住宅を経て、浜屋敷で休憩。ここは吹田市が寄贈を受けた旧庄屋屋敷を改修整備し「吹田歴史文化まちづくりセンター」として活用している。(写真:宮脇志摩の墓)

元気を取り戻した後、大塩平八郎も大坂から吹田に来たとき利用したと思われる神崎川「吹田の渡し跡」へ。『摂津名所図会』にも記載されていると案内板にある。

Dsc_0099b 薄茶に色分けした吹田街道を北へ進むと亀岡街道、能勢街道につながる分岐点に「南町道標」が立つ。更に進むと橋本家の菩提寺「正福寺」に着く。

  室町時代の創建で中興の橋本長蔵正福(橋本家の祖先)の名から寺名が付けられた。江戸時代末期の橋本清太夫は大塩平八郎と親交があり、二人の子息も『洗心洞』の門人であったが親子とも乱には参加していない。
(写真:正福寺 天神神輿の碑、碑の解説文「吹田史蹟 天神境内 この碑は、慶長二十年(一六一五)四月、徳川家康の大坂征討(大坂夏の陣)命令を聞いた天満天神社が神輿の避難を計画し、その避難先が吹田村の有力者橋本清太夫屋敷になったことを記念して、文化元年(一八〇四)に作られたものである」)


暑い中5キロを超えるフィールドワークであったが、古くからの会員・遠方からの会員もお元気で、定刻吹田駅に戻り解散した。       (内田正雄 記)

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