その他お知らせ

2018年3月16日 (金)

平成30年4月、大阪府立中之島図書館で、大塩の乱180年の記念展が開催されました。

下記催しは、お陰様で盛会裡に終了しました。入場者は、延べ3668名に上りました。有難うございました。
催しの記録写真を、別頁で掲載しています。矢印をクリックしてご覧ください。


『時ならぬ浪華の花火-大塩の乱一八〇年-記念展』のお知らせ

期間   平成30年4月3日(火)~4月27日(金) 

開館時間 月曜日~金曜日 9時―20時 土曜日 9時―17時 

休日   毎週日曜日・祝日 

場所   大阪府立中之島図書館 本館3階 展示室 料金:無料 

        大阪市北区中之島1-2-10 

  電話 06-6203-0474 

地下鉄「淀屋橋」駅・京阪本線「淀屋橋」駅(1番出口)他 

主なイベント 

 ・展示  酒井一先生の遺品を中心に50点ほどの大塩平八郎関連資料
 

 ・古文書講座 「大塩の檄文を読む」 講師 藪田 貫先生(本会会長) 

   対象 中級者以上 事前申込・先着順30名
   テキスト代 1500円(3回分) 

   開催日時 4月5日(木)・12日(木)・19日(木)※連続講座 

10時20分―11時20分 

会場  本館2階 レンタルスペース1

 ・講演会とDVD上映 

   講演  「追跡 大塩平八郎 ~反乱から180年~

            講師  朝日新聞 大峯伸之記者 

   DVD  「大塩平八郎と民衆」解説 監督 島田 耕 氏(本会会員) 

 定員   70名(事前申込・先着順)
   参加費  500円 

   開催日時 4月14日(土)14時―16時(受付13時30分~) 

   会場   別館二階 貸会議室
 

・ギャラリートーク 大塩事件研究会委員による展示品の紹介

  開催日  4月5日(木)・12日(木)・19日(木) 1日2回 

  時間   1回目 11時30分  2回目 13時 各30分程度
   会場   本館3階 展示室(大塩展と同室)

  参加費  無料  事前申込不要
 

主催:大塩事件研究会、大阪府立中之島図書館指定管理者 株式会社アスウェル 

協力:大阪府立中央図書館、大阪市立中央図書館、大阪歴史博物館 

   大阪春秋編集室
 問合わせと申込先:中之島図書館管理事務所(中之島図書館一階)

    (電 話) (06)6203-0474

    (メール)  eventyoyaku@nakanoshima.library.jp


  記念展チラシ(画像をクリックすると拡大します)
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2018年3月15日 (木)

吹田市立博物館で薮田会長講演「大塩平八郎を考える-文人の大塩・武士の大塩」

 既告の通り、本会 藪田貫会長による表題の講演会が2月18日吹田市博物館で行われました。宮脇志摩ゆかりの吹田市での講演ということで市民の関心も高く、定員を超える130名程の出席がありました。

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 講演では、はじめ2月8日に放映された、片岡愛之助のテレビ番組『歴史捜査』への関わりから、「檄文」と「建議書」などから見えてくる、大塩の乱と平八郎の志しを説明されました。

テーマの「文人の大塩」では、田能村竹田、頼山陽・篠崎小竹らとの詩と画を通じた交流。「武士の大塩」では愛刀畠山大和介源正光のこと、地方与力坂本鉉之助・本多為助らとの交流から砲術への関心を深め、堺七堂浜で大砲の実射演習を重ねたが「演じる技前、実用に適い難し」であったと言います。

講演後も演台付近で、藪田会長に質問する人も多く、この地で大塩の乱・平八郎への関心の高さを感じました。

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(文責 内田正雄、写真 山崎弘義)

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2018年2月 2日 (金)

2月8日、BS日テレの「解明!片岡愛之助の歴史捜査」で大塩の乱が採り上げられます。

2月8日、21:00~22:00放送、BS日テレの「解明!片岡愛之助の歴史捜査」で大塩の乱が採り上げられます。

同番組の概要は:
「歴史捜査」という新たなアプローチで、歴史の真実をあぶりだす。本格的歴史番組!

「歴史の定説は決して『真実』とは限らない・・・」。
歴史上の様々な事件・事象を最新の研究、徹底した資料の発掘、科学的なアプローチで検証。
合理的に推理し事件の核心に迫る・・・

歴史捜査から見えてくる「真実」とは!

今回のテーマは:
#101「大坂炎上!大塩は何と戦ったのか?大塩平八郎の乱の真実を追跡せよ!」
です。

BS日テレのホームページ中の番組宣伝にある番組内容を下記に転載します。

天保8年2月19日。
大坂に大砲の爆音が響き、町は紅蓮の炎に包まれた!
徳川幕府を揺るがせた「大塩平八郎の乱」である。
大塩率いる300人の「反乱軍」は標的である大坂町奉行所に向けて進軍。
この反乱で、大坂の町の5分の1を焼き尽くす大惨事となった。

もともとは幕府の役人、与力だった大塩平八郎。
泰平を守るはずの男が、なぜ反乱を起こしたのか?
定説では、大塩は未曽有の大飢饉に苦しむ人々を見て、
彼らを見殺しにする幕府に怒り、
「救民」の旗印を掲げ、反旗を翻したとされている。
だが、反乱の背景には驚くべき事実が隠されていた!

捜査線上に浮かび上った大塩が幕府へと送ったある密書。
そこに書かれていたのは、大坂の町に巣食っていた巨悪の存在!
大塩が見つけたのは高級旗本の金融スキャンダルだった!

大塩平八郎の乱に隠された大坂の闇を徹底捜査!

ホームページの番組宣伝(写真含む)は、この文章をクリックしてご覧ください。

是非当日のご観覧、または、ビデオ録画予約をお願いします。

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2018年1月30日 (火)

吹田市立博物館で2月18日(日)、薮田会長が講演します

歴史講演会「大塩平八郎を考える―文人の大塩・武士の大塩―」

平成30年(2019年)2月18日(日)
午後2時~3時30分

いまから一八〇年前の天保八年二月一九日早朝、「救民」の旗を掲げて決起した大塩平八郎。その反乱は半日で潰えたが、大きな衝撃を与え、いまなお、義人とも逆賊とも評価が分かれている。家職は六代続いた町奉行所与力であったが、彼ひとり「文人」として生き、頼山陽らと交わり、洗心洞主人として門人子弟を持った。また一方では、槍術の使い手として知られ、大砲を備えた軍団を指揮して、「武士」として戦場に散った。大塩平八郎には、「文人」としての大塩と、「武士」としての大塩が共存していたのである。

講師/藪田 貫 氏(大塩事件研究会会長・関西大学名誉教授)
会場/当館 2階 講座室
定員/先着120名
 

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お問い合わせ

吹田市立博物館
〒564-0001
吹田市岸部北4丁目10番1号
TEL:06-6338-5500
FAX:06-6338-9886                    

(以上、吹田市立博物館ホームページからの転載)                           

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2017年12月21日 (木)

朝日新聞夕刊連載「追跡・大塩平八郎-反乱から180年」⑥~⑩

前ページの続編です。「追跡 大塩平八郎、反乱から180年」の⑥~⑩です。

 朝日新聞社の承諾番号は「17-6501」です。本記事は、朝日新聞社に無断で転載することは禁じられていますので、ご注意ください。


 パソコンの場合は、記事をクリックすると拡大画像が出ます。スマートフォンの場合は、クリックして出た画像の下にある「PC表示に切り替え」ボタンをクリックすると、拡大できる画像となります。

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⑥11月28日(火)
⑦11月29日(水)
⑧11月30日(木)
⑨12月1日(金)
⑩12月4日(月)

①~⑤へ

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2017年12月17日 (日)

朝日新聞夕刊で全10回の連載「追跡・大塩平八郎-反乱から180年」①~⑤

 平成29年11月20日から12月4日、3週に亘り、朝日新聞夕刊で、「追跡 大塩平八郎、反乱から180年」という全10回の連載がありました。大峯伸之記者の執筆です。
朝日新聞社から利用許可をいただき、本ブログに転載します。その内、本ページには①~⑤を、次ページに⑥~⑩を掲載します。

 朝日新聞社の承諾番号は「17-6501」です。本記事は、朝日新聞社に無断で転載することは禁じられていますので、ご注意ください。

 パソコンの場合は、記事をクリックすると拡大画像が出ます。スマートフォンの場合は、クリックして出た画像の下にある「PC表示に切り替え」ボタンをクリックすると、拡大できる画像となります。

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①2017.11.20(月)
②2017.11.21(火)
③2017.11.22(水)
④2017.11.24(金)
⑤2017.11.27(月)

⑥~⑩へ

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2017年12月 1日 (金)

北河内各市(守口・門真・枚方)による大塩の乱180年関連行事の報告

大塩の乱に関係の深い北河内の各市では、大塩の乱180年を記念して、様々な行事が行われました。その一部を報告します。

1.守口市
歴史講座「大塩平八郎と守口」
11月14日(火)午後1時30分から、守口市中部エリアコミュニティーセンター(守口市役所地下1階)で開催されました。
講師は、大塩事件研究会会長の薮田貫先生、当日は雨にもかかわらず、定員一杯の40名の聴衆が詰めかけ、熱心に聴講していました。

講演内容としては、事件の概要、大塩平八郎の与力として、学者として、詩人としての人となり、檄文のこと、事件への参加者と処罰など、多岐に亘りましたが、特に、京街道筋の村々が、大塩と如何に縁の深い土地であったかを強調されていました。

天満~守口~尊延寺村を「大塩の道」と表現され、大塩が淀川近郊を散策し、詩作に耽ったこと、般若寺村の橋本忠兵衛、守口の白井孝右衛門、門真三番村の茨田郡士、尊延寺村の深尾才次郎宅などを、京街道を歩いて度々訪れたことなどを紹介されていました。講演の様子を写真でご覧ください。

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◆もりぐち歴史館「講談・大塩平八郎」
12月1日(金)午後1時30分から、講談「大塩平八郎」~守口市と関わりのある大塩平八郎のお話を講談で~ と銘打って、もりぐち歴史館で行われました。
演者はもちろん旭堂南海師です。

この歴史館は、旧中西家住宅。中西家は、近世初期に尾張徳川家と姻戚関係を持ったことなどから、後に尾張藩天満御屋敷奉行などをつとめた河内きっての名家の一つです。
この地に居を構えたのは、16世紀中頃とされ、棟札には、弘治元年(1555年)に主屋が創建され、元和2年(1616年)に再建、現在の建物は寛政5年(1793年)の再々建で、長屋門(大門)は安永5年(1776年)に再建されたと記されています。

大塩も講義をしたと伝えられる書斎も残される、由緒ある建物での講談は、さぞ面白かったでしょう。、筆者も出席の予定でしたが、風邪の発熱と咳のため、迷惑を掛けてはいけないと辞退しました。残念です。下は講談のチラシです。
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2.門真市・枚方市
門真市の門真市立歴史資料館、枚方市の市立枚方宿鍵屋資料館、淀川資料館の3館が共同企画で、「北河内・淀川ゆかりの人物伝」の展示が、10月11日(水)~12月3日(日)に行われました。その中で、門真の展示が大塩の乱関連でした。

◆門真市立歴史資料館「大塩平八郎と門人たち」
大塩の乱に参加し、処罰された門真三番村 茨田郡士を中心とした展示でしたが、守口市の守口文庫所蔵の大塩平八郎像や史料類も展示され、興味溢れる内容でした。
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講座「大塩平八郎と門人たち」
12月2日(土)14:00~15:30、秋の合同企画展「北河内・淀川ゆかりの人物伝」関連講座として、表記講演が行われました。場所は市立枚方宿鍵屋資料館別棟2階大広間。
講師は門真市立歴史資料館学芸員で、大塩事件研究会副会長の常松隆嗣氏です。

(文責 井上宏

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2017年10月11日 (水)

大塩の乱に関する講演会やテレビ放送が相次いでいます。

ご承知のように、10月29日、当会・大阪春秋・大阪市立中央図書館共催の「再考・大塩平八郎-大塩の乱180年によせて-」が開催されますが、各地でも大塩の乱に関する講演会・展示会が開催され、また、テレビ放送も予定されています。

◆9月24日(日)、隠岐島文化会館で「おきゼミ~大塩平八郎の乱180年と隠岐~」の表題で、薮田貫先生と旭堂南海師による対談と講談が行われました。
詳細は
http://www.zaidan-oki.jp/jigyou.k.okizemi.pdf 
をご覧ください。

◆10月11日~12月3日、門真市の歴史資料館でに「北河内・淀川ゆかりの人物伝ー大塩平八郎と門人たち」の展示がされています。
告知ページのアドレスは
http://www.city.kadoma.osaka.jp/event/201710_post-117.html
です。

◆11月14日(火)13:30~、守口市の生涯学習課が歴史講座「大塩平八郎と守口」を開催します。講師は薮田貫先生、場所は守口市役所地下1階・中部エリアコミュニティセンターです。
イベント告知ページのアドレスはhttp://www.city.moriguchi.osaka.jp/teiju/event/1507264464604.html#container
です。

◆テレビ放送
11月15日(水)午前9:45~9:55、NHK,Eテレ、「歴史にドキリ」で、「大塩平八郎~庶民の反乱」が放送されます。小学生向け10分間の番組ですが、一応乱の概要が掴めるよう編集されています。歌あり踊りあり、小学生が興味を持てそうな番組です。
NHKのホームページで動画を見ることが出来ます。下記アドレスをクリックしてご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/syakai/dokiri/?das_id=D0005120242_00000

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2017年9月17日 (日)

大阪春秋・秋号で「大塩の乱180年特集号」が発売されます

大阪の歴史と文化を中心に編集する郷土季刊誌『大阪春秋』が、秋号として「大塩の乱180年特集号」を10月1日に発売します。

A4版120頁、定価 1000円+税です。
充実の内容です。ぜひ書店でお求めください。

下に、チラシ、表紙、扉、目次を縮小版で掲載します。それぞれの図をクリックしていただくと、拡大画面が出ますので、ご覧下さい。

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    チラシ                   表紙               扉

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2017年3月30日 (木)

講談「大塩平八郎事件異聞 西村常太郎物語」鑑賞の報告

 既報の通り、旭堂南海さん作の講談「大塩平八郎事件異聞 西村常太郎物語」が3月24日、18時30分から、大阪千日前のトリイホールで上演された。
筆者も大塩事件研究会の仲間と共に鑑賞したので、報告をする。

P1090951b 筆者はトリイホールに行くのは初めて。法善寺横丁のすぐ傍、60席程でこじんまりとしている。落語・講談など演芸主体のホールらしい。硬い感じの演題なのに満席のお客さんで、南海師匠の人気が窺える。

 南海師匠によると、この講談は、飯嶋和一著『狗賓童子の島』を、作者の許しを得て、師匠が講談化したもの。原作は司馬遼太郎賞を受賞したが、師匠は司馬より飯島和一のファンであるとのこと。
 原作は1200枚の大作で、大塩平八郎の乱に関係して隠岐島に流された少年・西村常太郎を主人公として、幕末から明治初期にかけての同島の激動の時代を描いた歴史小説。講談ではとても演じきれないので、導入部の100枚ばかりを講談化した。講談を聞いて、興味を持ってもらい、ぜひ原作を読んで欲しいとのこと。

 常太郎少年は罪人の子としての扱いを覚悟していたが、むしろ民衆のために立ち上がった偉人の子として遇されるのに驚く。少年はその年の「狗賓童子」に選ばれる。10人に1人しか生還できない過酷な大役のさまが迫力満点に語られる。そして、狗賓童子となった少年が医者としての教育を受け、島民と共に動乱を生き、島の危機を救うことが予告されて講談は終わる。話の全貌をぜひ知りたいと思わせる熱演だった。

P1090955b 講談の後、「大塩事件の今を語る」というテーマで、大塩事件研究会会長・薮田貫先生と南海師匠による座談会があった。薮田先生の話で興味深かったことがある。
 大塩の乱によって島流しにあった子供は14人にも上る。一人ひとりに興味深い物語があった筈である。その中で何故常太郎の物語が語られることになったのか。彼らのほとんどが流された土地に留まったのに対し、常太郎が明治2年大阪に帰り、医者となったことが大きい。明治13・4年頃、毎日新聞の宇田川文海が常太郎から話を聞いた。それが左殿家文書の中に納められていた。
 左殿家文書は、本会会員森田康夫先生が長年調査・研究され著書に納められている。その著書が大塩をテーマに執筆を企画していた飯嶋和一氏の目に触れ、『狗賓童子の島』として結実した。

 この薮田先生の話に興味をそそられた筆者がネットで調べた結果、飯嶋和一氏の執筆動機を掲載しているページがあったので紹介する。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/sp_0031_i1_201503.html
この中で、同氏は、森田先生の著書を読み、この視点でなら大塩平八郎の乱を書けると思ったと述べている。物語は常太郎主役だが、執筆の動機は大塩平八郎の乱であるとはっきり言っている。

 また、本会機関誌『大塩研究』 に森田康夫先生の西村常太郎・謙三郎兄弟に関する研究論文が掲載されている。
第13号の「大塩の乱と隠岐騒動-弓削村七右衛門の子常太郎のこと-」、第24号の「弓削村七右衛門の子・常太郎の隠岐体験-大塩の乱と隠岐騒動を結ぶもの-」がそれである。
 さらに先生は現地調査を重ねられ、その結果を踏まえて、1992年3月、成正寺で講演されている。「隠岐・五島に生きて-河内弓削村西村履三郎の子常太郎・謙三郎-」で、その概要は『大塩研究 第32号』の「洗心洞通信26」に掲載されているので紹介する。(大塩の乱 資料館)
http://www.cwo.zaq.ne.jp/oshio-revolt-m/tushin26.htm

 もう一つ、薮田先生の指摘は、この講談は常太郎の母由美について触れていない。由美が非常に偉かったからこそ、あの常太郎があったということを言って欲しかったとのこと。
南海師匠は、「先に言ってくださいよ。入れたのに」と悔しがっていた。次に語られる時には入っているかも知れない。乞うご期待である。

以上、報告をする。(文責 井上宏

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